20061106 | |
山住神社 |
住所 | 京都市左京区岩倉西河原町 | |
祭神 | 神石 | |
摂社 ・ 末社 |
なし | |
神徳 | 不明 |
由緒 | 山住神社には社殿はなく、神南備と仰ぐ巨石を磐倉と崇めた古代祭祀の形態を伝える。古来石座明神と云われ、岩倉の産土神であり、四岩倉の一つとして数えられる。『三代実録』の元慶4年10月13日条に「山城国正六位上石座神に従五位下を授ける」とある。天禄2年、岩倉の鎮守を大雲寺の鎮守社である八所・十二所両明神社に遷した。『雍州府誌』に、「石座大明神、北石蔵に在り、天神が籠る所の窟戸なり」とあり、『山城名跡巡行誌』に「石座の神祠、同村に在り、鳥居は東向き、祭所は厳かを以って鎮座の所と為す、神伝詳しからず、旧記に天神が籠る所の窟戸なり」とある。文化2年の『岩倉村調書控え』に「氏神旅所、石座大明神、境内長20間横12間、岩縦1間半横2間半」とあり、八所・十二所両明神社の御旅所とされている。明治以後は、石座の名を八所・十二所両明神社に譲り、山住神社と号す。 |
岩倉西河原集落の山際に山住神社は鎮座する。眼下には岩倉川のせせらぎが流れる。 | ||
小さな水盤。脇には集会所。 | ||
吹きさらしの拝殿。 | ||
拝殿の奥には巨大な磐座。その手前に1mほどの神石が祀られている。 | ||
山住神社から北を見る。岩倉西河原の町並み。 |
勝手にリンク | 岩石祭祀学提唱地 京都うらみちあんない | |
参考文献 | 京都・山城寺院神社大事典 平凡社 1997 |
Home |