20120716
田中神社
住所 京都市伏見区横大路天王後町
祭神 素戔嗚尊・櫛稲田姫命・八柱御子神
摂社

末社
北向虫八幡宮・春日社
出雲社・道祖社・天満宮社
草薙社・雲水社
神徳  厄除け・疫病除け
 商売繁盛・交通安全

北向虫八幡宮
 疳の虫封じ
由緒  創祀は治暦年間。産土神として、祇園感神院より牛頭天王を勧請したことにはじまる。創祀時は鳥羽里田中に鎮座していたが、安土桃山時代に洪水により社殿が流され、現在地に流れ着いた。漂着した社殿は無傷で、その奇跡を尊び村人が境内を整備した。
 近くには平安時代から続いた草津湊があり、魚市が立ち、馬借・車借が軒を連ね、商売繁盛・交通安全の神としても尊崇された。
 本殿は文化13年の建立。拝殿は平成8年の再建。現在は下鳥羽南部、横大路北部の産土神として崇敬されている。
 境内には北向虫八幡宮が祀られており、夜泣き・疳の虫封じとして崇敬を集める。憲平親王(冷泉天皇)が幼い頃、疳の虫がひどく、母安子が八幡宮に祈願したところ平癒したため、安子の父藤原師輔が御所を守護するように社殿を北向きに新造したと伝わる。もとは、草津湊に祀られていたが、明治5年に田中神社境内に遷座した。 
 社殿は東面し、その延長に参道が伸びる。
 2の鳥居と境内。
 水盤舎。
 拝殿。
 本殿。
 北向虫八幡宮。
 拝殿南側の春日社・出雲社。
 拝殿北側の道祖社・八幡宮社。
 拝殿北側の草薙社。
 本殿北側の雲水社。
勝手にリンク なし
参考文献 なし
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