20100314
田中神社
住所 京都市東山区本町20丁目
祭神 田中大神
摂社

末社
なし
神徳 不明
由緒  創祀は不明。祭神の田中大神は伏見稲荷大社の祭神の一柱で田中明神とも呼ばれた。現在は伏見稲荷大社の境外摂社として整備されている。
 『古今著聞集』には、「和泉式部が忍んで伏見稲荷へ詣でた際、田中明神付近で時雨に遭った。式部が困っていると、田を刈っていた一人の童が雨具を貸してくれた。伏見稲荷を詣で、帰る頃には晴れていたので童に雨具を返した。その翌日、童が式部のところへ艶文を持ってきて、中を開くと『時雨する 稲荷の山の もみぢ葉は 青かりしより 思い初めてき』と綴ってある。式部は「あわれ」と思い、奥へ招き入れた。」という話が伝わる。
 また、享徳3年、稲荷祭で矢を射掛けられた神輿が、田中神社へ避難したという記録が残る。
 伏見稲荷から奈良街道を北へ、京阪鳥羽街道駅の東側に田中神社の境内がある。
 水盤舎。
 社務所。
 拝所。
 幣殿から本殿。
勝手にリンク 伏見稲荷大社
京都を感じる日々
参考文献 なし
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