20061204
神泉苑
住所 京都市中京区門前町
祭神 善女龍王
摂社

末社
増運弁財天

矢剱大明神社

恵方社
 歳徳神
神徳 雨乞い・恵方
由緒  延暦13年、桓武天皇が大内裏の南の沼沢を開いて設けられた苑地であり、常に清泉が湧き出すことから神泉苑と名付けられた。その境域は、南北4町東西2町という広大なもので、苑内には大池・中嶋・乾臨閣・釣殿・滝殿などがあり、歴代の天皇や貴族が舟遊・観花・賦詩・弓射・相撲などの行事や遊宴を行ったとされる。
 天長元年の日旱に、池畔で空海が善女龍王を祀って祈雨の呪法を修めた。以後名僧が競って祈雨の修法を行うようになる。静御前が99人の白拍子と共に後白河法皇主催の雨乞いの儀に参加し、義経と初めて出合った場所である。貞観5年に初めて神泉苑で御霊会が執行され、貞観11年には、鉾を66基連ねて神泉苑に集まり行列した。毎年5月1日には神泉苑狂言が執り行われる。
 『源平盛衰記』に、醍醐天皇が神泉苑に行幸した時、鷺が天皇に羽を畳んで畏まったので天皇から五位の位を賜り、それから「五位鷺」と呼ぶようになったと記されている。
 二条城の南側、御池通と押小路通に挟まれるように広い苑地が池中にある。
 入母屋の舞台。拝所になっている。
 格子の付いた水盤舎。
 鬱蒼と木々に囲まれた本殿。本殿・舞台・水盤舎・恵方社は池中の島にあり橋で渡る。
 弁財天の拝所。
 増運弁財天の本殿。
 矢剱大明神社の赤鳥居。
 明神社の本殿。
 日本で唯一の恵方社。毎年、恵方に向きを変えている。
 神泉苑本堂。聖観世音菩薩が安置されている。
 法成就池に架かる朱塗りの法成橋。池に映る橋の姿も美しい。
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花橘亭
参考文献 なし
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