20111204
大宮姫命稲荷大神
住所 京都市上京区主税町
祭神 大宮姫命
稲荷大神
摂社

末社
なし
神徳 皇室守護
由緒  創祀は不明。もともとは神祇官西院坐御巫の八座のうち、第六座大宮賣神の名跡を伝えたもの。応仁の乱で神祇官西院が衰退し、吉田神社・白川邸などに祀られた。明治2年、神祇官が再興され八座を祀る八神殿が創建されてそこへ遷座した。大宮姫命は太玉命の御子神で、上下の間を取り持つ神とされる。天照大神岩戸隠れの際には、天思兼神の策により御前に侍っていた神であるという。いつ頃からか稲荷大明神と共に祀られるようになり、『新撰京都名所図会』によると貧乏稲荷と称されたと伝わる。
 明治初年までは、宮内省坐神三座である園・韓神社の遺址と共に神祇官西院の故地に残っていたが、後に京都府監獄となり、今はNHK京都放送局の敷地となった。大正12年、東宮渡欧を記念して近隣の工場主が社殿を寄進し、今に至る。
 二条城の西側、竹屋町通を塞ぐように大宮姫命稲荷大神の小さな杜がある。
 立派な石鳥居。
 大木の下には垣に囲まれた小さな祠。
勝手にリンク 玄松子の記憶
京都を感じる日々
参考文献 なし
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