20070617
大歳神社
住所 京都市西京区大原野灰方町
祭神 大歳神

配祀
 石作神・豊玉姫命
摂社

末社
大神宮社・天満宮社・春日社
西ノ宮社・向日社・稲荷社
神徳 農耕生産・方除祈雨
由緒  養老2年の創祀。式内社であり、山城國乙訓郡の内、大社に列せられていた。境内は栢の森と称され、栢の社・栢森大明神とも呼ばれた。大歳神社の末社として子神である向日社が祀られ、また向日神社の境内には親神の大年社が祀られており、その縁の深さを物語る。
 配祀されている石作神は、代々石棺などを造っていた石作連の祖神であり、火明命の後裔である建麻利根とされる。垂仁天皇の后、日葉昨姫命が亡くなった時に石棺を献上し石作大連公の姓を賜った。石作神社は式内社であるが、石作氏の衰微後に大歳神社に合祀された。貞観元年に従五位下へ昇格している。豊玉姫命は海人であり彦火火出見命の后である。
 大原野の灰方集落の南のはずれに大歳神社の栢の杜がある。
 社務所。
 真新しい水盤舎。
 境内半ばを仕切る棟門。
 三和土の拝殿。
 幣殿と流造りの本殿。
 本殿北西の大神宮社。
 本殿北側の天満宮社。
 本殿北側の末社群。左から春日・西ノ宮・向日・稲荷社。
 番持石。
勝手にリンク なし
参考文献 京都・山城寺院神社大事典 平凡社 1997
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