20070705 | |
北白川大山祇神社 |
住所 | 京都市左京区北白川山ノ元町 | |
祭神 | 大山積神・山霊の神々 | |
摂社 ・ 末社 |
地龍大明神 | |
神徳 | 不明 |
由緒 | 昭和4年、地龍大明神の祠を創祀。その後大山祇神社の分社となる。北白川大山祇神社は東山第八峰瓜生山を仰ぐ位置にあり、地龍大明神はその瓜生山の主神と考えられている。瓜生山の名前は、牛頭天王が播磨から祇園へ移る際に瓜生山にも鎮座し、牛頭天王が木瓜を好まれたからと由来される。 山城盆地最初の移住者は、北白川扇状地に住み着き、この瓜生山を神奈備山として敬った。瓜生山山頂直下には、古代より白川石の採掘を行った石切場が残されている。瓜生山は、延元元年に新田義貞が瓜生山城を築き、天文永禄の乱には足利義晴・義輝が北白川山城を築くなど、京都の攻守の要であり、今でも瓜生山の山頂付近には石垣が残っている。 江戸時代には、白幽子という仙人が瓜生山岩窟に住み、240年も生きたという。詩仙堂を開いた石川丈山は白幽子の弟子であり、禅病に苦しむ白隠禅師には内観の法を伝えたとされる。また、北白川宮家は山の池の蓴菜を好んだが、宮家が東京へ移り、池も埋められた。 |
瓜生山下に緑の木々に埋もれる大山祇神社の境内。 鳥居を左手に見る坂道は瓜生山頂への登山口。 | ||
苔むす水盤。ちろちろ流れる水は清涼。 | ||
静謐なる地蔵と緑に守られる碑。 | ||
境内の小さな池には打たせ滝。 | ||
地龍大明神の鳥居。 | ||
地龍大明神。右手には大山祇神社の遥拝所。 | ||
瓜生山への登山道。川は名の通り白川の石の上。 |
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参考文献 | なし |
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