20061210 | |
嚴島神社 |
住所 | 京都市上京区京都御苑 | |
祭神 | 市杵嶋姫命・田心姫命 湍津姫命・祇園女御 | |
摂社 ・ 末社 |
なし | |
神徳 | 航海安全 |
由緒 | 平清盛が安芸国佐伯郡の嚴島大神を摂津國兎原郡兵庫築島に勧請したのを創祀とする。その後、故あって清盛の母である祇園女御を合祀した。後世、九條邸内の拾翠池の島中に遷座し、九條家の鎮守となった。天明8年、京都大火により旧地は焼亡し、記録・祭祀とも失う。 社前の鳥居は、清盛が築島の厳島神社に建てたもの。永正の時、足利家管領細川高國が後藤氏の邸宅を掠奪し住居としていたが、大永元年、足利十二代将軍義晴が播磨からこの邸宅に在留の際に築島から鳥居を取り寄せ、庭前に置いた。足利家滅亡後、徳川家康は後藤氏に掠奪された邸宅に復住させた。慶長9年、家康がこの邸宅に立ち寄った際、鳥居の古雅な形を見て深く愛し、京都所司代の巡見すべき物件となる。明和8年、内大臣九条道前が鳥居と嚴島社の由来により、所司代阿部正元に鳥居移築の懇願をし、嚴島社の社前に移築されることになった。破風形の鳥居がこの世に類例がないとし、昭和13年、重要美術品に指定された。 |
嚴島神社への入り口。石橋を渡って境内に入る。 | ||
京都三鳥居の一つ。唐破風鳥居。 | 本殿覆屋。綺麗な絵馬が掲げられている。 | |
嚴島神社全景。 |
勝手にリンク | なし | |
参考文献 | なし |
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