20070408
富士・守谷神社
住所 京都市左京区鞍馬二ノ瀬町
祭神 富士神社
 紀静子

守谷神社
 惟喬親王
摂社

末社
なし
神徳 惟喬親王
 木地・挽物の祖神
由緒  元慶元年の創祀。貞観14年創建とも言われる。村人は惟喬親王社と称していたが、天文13年、吉田家により社名を森谷神社と改められた。同年、洪水で神殿が流されたが、宝永2年、再興される。もとは鞍馬川東側の山中にあったが、洪水で社殿を破損し、母静子を祀る富士神社のそばに移転している。
 惟喬親王は文徳天皇の第一皇子であったが、藤原氏との政争により立太子されず、洛北の山間部に隠遁された。二ノ瀬は、惟喬親王が小野に隠棲する以前に閑居したところで、他に水無瀬、小野郷、雲ケ畑、大森、東近江などを流浪し様々な伝説を残している。
 二ノ瀬集落の西側山際、雲ケ畑へと抜ける山道の脇に富士・守谷神社が南面する。
 ハイカーの立ち寄る水盤舎。由緒書きが掲げられる。
 拝殿。
 本殿覆屋。左に富士神社、西に守谷神社が祀られている。
勝手にリンク なし
参考文献 京都・山城寺院神社大事典 平凡社 1997
Home