20110716
伯清稲荷大神
住所 京都市右京区太秦松本町
祭神 伯清稲荷大神
摂社

末社
白徳稲荷大神・白龍稲荷大神
神徳 不明
由緒  創祀は不明。天塚古墳に祀られている。秦氏が天の神として日月星の神を祀ったことを起源とする。その後、伏見三神、大己貴大神、少彦名大神を配祀し、総称して伯清稲荷大明神として祀っている。
 明治20年、石室調査のため木嶋坐天照御魂神社の境内に遷座する。明治31年、太秦村の九島庄太郎と母親ちかが、夢告により稲荷教伯清教会を創設し、再度天塚古墳に遷座した。
 天塚古墳は6世紀前半に造営されたとされる前方後円墳で、蛇塚古墳に次ぐ規模をもつ。前方部の幅は約60m、後円部は直径46mで前方部が広いのを特徴とする。後円部西側に無袖式、西側くびれ部に片袖式の横穴式石室があり、伯清稲荷を祀っている。明治20年の石室調査の際には銅鏡、勾玉、馬具、鍍金刀など400点の副葬品が出土し、京都国立博物館や京都大学に保管されている。
 三菱の工場の北側、住宅の路地の奥に伯清稲荷の朱い鳥居が立つ。
 伯清教会の建物。
 建物の中から後円部西側の横穴式石室へ入ることが出来る。
 後円部東側から周囲を巡る道。
 前方部頂上への階段。
 前方部頂上にはお塚が並び立つ。
 墳墓西側のくびれ部にある石室入口。
 石室内部に伯清稲荷を祀る。
 墳丘西南にあった野仏。
勝手にリンク 京都を感じる日々
参考文献 不明
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