20130709
御香宮社
住所 京都市伏見区深草大亀谷古御香町
祭神 神功皇后
 を含む九柱の神
摂社

末社
なし
神徳 不明
由緒  文禄3年、豊臣秀吉が伏見城築城の際に鬼門除けの神として、伏見九郷の石井村にあった「御香宮」をこの地に遷座し、本殿を造営して社領300石を寄進した。
 慶長10年、徳川家康は伏見城城下町の人心の安定を企て元の地に戻した。秀吉の造営した本殿はその後大破し、建て替えられたのが現在の本殿である。
 慶応4年、鳥羽伏見の戦いの際には、避難のため御香宮の神霊が遷座された。平成10年、解体修理される。
 現在は御香宮の御旅所となっており、「古御香」と称され、10月の神幸祭の折には神輿の渡御がある。また、深草大亀谷敦賀町を中心とする「峠」一帯の氏神として信仰されている。
 秀吉がここに神社を祀ったのは、隣接する「桓武天皇陵参考地」を保護するためと伝えられている。本殿前の石は、仏国寺境内に安置される石棺の台石とされ、陵墓の推定地として注目されている。
(参考:駒札/京都市・駒札/古御香宮奉賛会)
 大亀谷の峠道。鞍部から古御香へと参道が続く。
 登り切った先に鳥居と、広々とした境内。
 水盤。規模に比して重厚な造り。
 境内最奥に本殿と拝所。
 拝所前の台石は圧巻の大きさ。
リンク なし
参考文献 なし
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