20130702
東丸神社
住所 京都市伏見区深草藪之内町
祭神 荷田東丸
摂社

末社
荷田社・春葉殿
神徳 学力向上・受験合格
由緒  創祀は明治23年。明治16年、荷田東丸(春満)が正四位を追贈された記念に、伏見稲荷大社宮司近藤芳介、主典桑田孝恒等が寄付を募り、政府に神社創建を申請した。東丸旧邸の隣に社を建て、明治23年に遷霊の儀を行った。明治36年、府社に昇格した。昭和11年、現社殿を建立。
 荷田東丸は春満とも称し、寛文9年、伏見稲荷大社社家羽倉主膳信詮の次男として生まれた。本名は羽倉信盛といい、神職を継がず国史や古典を研究し、古学復興を志した。江戸へ下向すると徳川吉宗により蔵書の検閲、書籍の推薦の権利を与えられる。享保8年、帰郷し賀茂真淵等多くの門人に講義を行うが、元文元年に逝去した。東丸旧邸跡には、当時の書院・神事舎・門が遺構として残る。
 摂社「荷田社」は、荷田東丸の祖荷田殷・嗣・早・龍の四霊を祀る。和銅4年の稲荷鎮座の際に最初に奉仕したのが雄略天皇皇子磐城王の裔、荷田殷であり稲荷社正官御殿預職を世襲した。荷田龍は龍頭太夫とも称せられ、高徳で学問をよくし空海とも親交があったと伝わる。
 伏見稲荷大社拝殿南方にある。
 水盤舎。
 拝殿とその奥に本殿。
 左側に荷田社。
 右側に春葉殿。
勝手にリンク なし
参考文献 なし
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