20110801
飛鳥田神社
住所 京都市伏見区横大路柿ノ本町
祭神 別雷神・市杵嶋姫命
摂社

末社
祭神不明の末社が二柱。
神徳 不明
由緒  白雉4年の創祀。貴布祢・賀茂の両神の神託により、横大路に宮を造営て別雷神を勧請、翌白雉5年、斎主卜部倉見により奉幣せしめらたのを以て起源とする。弘仁7年、「日本紀略」に飛鳥田神についての記載がみられる。式内社飛鳥田神社が当地にある飛鳥田神社であるかどうか不明であるが、「延喜式神名帳」によると飛鳥田神社は「一名柿本社」と記されており、柿ノ本町に建つ当社が式内社飛鳥田神社に推定されている。
 享保19年、「山城志」に記された上梁文によると、応永25年に社殿野造営があり、文明9年、天正4年、慶長19年に修理、また文禄5年に屋根が葺き替えられたとある。境内正面の鳥居には「慶安5年」の銘があり、手水鉢には「明暦3年」の刻銘がみられ、17世紀半ば頃に境内の整備がすすめられた。
 明治10年、京都府から式内社の認定を受けた。
 本殿は一間社流造で、木割太く、装飾寡少で蟇股や実肘木・虹梁の形状などから17世紀の半ばまでに造営されたものと考えられる。柱頭に舟肘木を落とし込んで柱が直接桁を支持するという特異な手法が採用されている。
 横大路の村落近く、旧京阪国道の脇に飛鳥田神社がある。
 鳥居は境内西側に建つ。
 境内西側から境内を眺める。
 水盤舎。
 拝殿。
 本殿。
 祭神不明の末社。
 祭神不明の末社。稲荷社か。
勝手にリンク 延喜式神社の調査
京都寺社案内
参考文献 なし
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