20230522
楠赤手拭稲荷大明神
住所 京都市西京区牛ケ瀬林ノ本町
祭神 稲荷大明神
摂社

末社
なし
神徳 安全祈願・熱冷まし
由緒  創祀にはいくつかの由来あり。鉄橋工事の安全を祈願し祀られた。
 牛ケ瀬の東海道線は明治9年開通。列車の重量化と運行本数の増加に応じる為、鉄橋架替工事は明治29年に下部構造、桁架設は明治44年に完成した。
 話1、鉄橋工事の間多数の死傷者が続出。その霊を弔い今後の工事の無事を祈って楠を植樹して楠赤手拭稲荷大明神を祀ったところ、死傷者も出ず工事も無事完成した。
 話2、明治の後半、保線係が白蛇を殺してしまった。その祟りか、妻が熱を出して寝込んだ。あちこち神社詣でをする内に完治した。楠を植え赤手拭が好きな神様を祀れとお告げを受けた。その通りにしたところ鉄橋工事も無事完成した。
 分け御霊が行われ、信者の手により大正6年5月、伏見稲荷のお山にお塚として祀られている。  
(参考:駒札/西京ウォーキングマップ川岡東委員)
 国鉄東海道線桂川橋梁西詰北側の築堤にある。
 鳥居から境内へ。
 本殿。
リンク なし
参考文献 なし
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