20090314
天王社八幡宮
住所 京都市右京区常盤東ノ町
祭神 磐座
摂社

末社
なし
神徳 縁結び・芸事・万病平癒
由緒  創祀は不明。天王社は古墳時代後期に秦氏に関わる古墳とされ、境内から7世紀中期の須恵器が発掘されている。
 周辺の地名を常盤と言い、嵯峨天皇の皇子左大臣源常の山荘があったことに因んでいる。天王社の北方にある西方寺はその山荘を寺にしたものであり、その後『大鏡』によれば、「常の杜北に見て」とあり、この辺りは森になっていた。
 明治22年、天王社は木島神社に合祀された。跡地には古墳で使われた岩石が遺留していた。しかし、岩石を運搬しようとしたが動かすことが出来なかったなど、奇跡が相次いだため、有志が相寄って岩石を磐座として奉安した。
 昭和28年、木島神社総代と天王社総代が協議し、木島神社より神体を奉還した。平成20年、新本殿が完成。
 太秦教習所の北側に天王社八幡宮の小さな境内が開ける。
 東向きに鳥居に入り、左に屈曲し本殿は南面する。
 本殿。格子戸から神体の磐座が見える。
勝手にリンク 西方寺
参考文献 なし
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