20070603
天道神社
住所 京都市下京区西田町
祭神 天照皇大神
正八幡大神
春日大明神
摂社

末社
約束稲荷神社
天道天満宮社
厳島社
八坂社
神徳 国家安寧・子孫長久・萬民豊饒
五穀成就・家畜悪疫除け
由緒  創祀は不明。もともと山城国長岡に鎮座し、天道宮と呼ばれていた。延暦11年、山城国長岡の付近7郷の村々に悪疫が流行し、家畜が全滅に瀕した。村人が天道宮に祈願したところ、1頭の犠牲もなくたちまちに全治したと伝えられる。村人の信仰は非常に厚く、天道宮が平安京に勧請されたときは村の人々から家畜にいたるまで沿道に並んで見送りをした。
 延暦13年、桓武天皇が都を平安京に移したときに、銅駝坊の南方、三条坊門東洞院に勧請をした。境内は一町四方におよぶ広大なもので四季の風景が良く、宇多天皇の皇子行明親王の母が伊勢遊宴の亭を境内に造営し、親王御息所側近達がしばしば車をつらねていたとある。後に御殿を造営し、御手ずから松楓を植林し、伊勢神宮との関係が続いていた事が清輔朝臣の『袋草紙』に書かれている。元弘・建武の兵火に焼失し、その後造営されることもなく、200年余り民家に流座していた。
 天正2年、織田信長から五条坊門猪熊に替地を授けられて再興する。
 下京の街中に天道神社の小さな境内がある。
 水盤。
 拝所。垣内に本殿。
 右に約束稲荷神社、左に八坂社。
 天道天満宮社。
 厳島社。
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参考文献 なし
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