20110206
折上稲荷神社
住所 京都市山科区西野山中臣町
祭神 倉稲魂神・保食神・稚産霊神
摂社

末社
三九郎稲荷・寶大神・稲荷塚・
他多数お塚
神徳 折上稲荷神社
 働く女性の守り神
三九郎稲荷
 三大苦労(人間関係・健康・お金)を除く
寶大神
 株・宝くじ・賭事祈願
由緒  和同4年、稲荷大神が稲荷山三の峰の降臨した際、三の峰の次に神社境内にある稲荷塚に降臨したとされ、折上稲荷神社は「伏見稲荷大社奥宮」とも言われている。伏見稲荷大社と稲荷山の直線状に折上稲荷神社があり、伏見稲荷と共にに最古の稲荷神として祀られている。
 稲荷塚は6世紀に築かれた古墳で、周囲にある「中臣十三塚」といわれる中臣群集墳跡の一つと考えられている。
 社名「折上」が「織り上げ」に通じるところから、西陣の織屋の信仰を集めた。また、幕末期に孝明天皇が即位する時、長橋局などの多くの女官が病気になり、大嘗祭が行えない事態となった。そこで折上稲荷神社で病気平癒の祈祷をしたところ快癒し、大嘗祭が行うことが出来た。この時孝明天皇より下賜された箸は「長命箸」として本殿に納められている。
 女官たちの間では「折上稲荷の神徳は折り紙付」と言われ「女性守護の稲荷」として知られるようになった。アメリカの富豪モルガンと結婚した祇園の芸妓である「モルガンお雪」に信仰され女性の商売繁盛として女性社長・起業家・OL・女優などに信仰されている。
 新十条通から北側、工場に囲まれるように折上稲荷神社がある。
 境内は駐車場になっている。
 境内は稲荷塚の南側に広がる。
 水盤舎。
 拝殿。奥には本殿。
 三九郎稲荷。稲荷大神が降臨した時に、つき従った神使である白狐3頭を祀る。降臨の際の白狐の苦労を想い三九郎(三苦労)稲荷と言われる。
 寶大神。
 稲荷塚。
 稲荷塚頂上に祀られる五社稲荷。
勝手にリンク 折上稲荷神社
参考文献 なし
Home