20080803
半木神社
住所 京都市左京区下鴨半木町
祭神 天太玉命
摂社

末社
なし
神徳 織物の守護神・植物園の守り神
合格祈願・恋愛成就
由緒  創祀は不明。賀茂別雷神社の境外末社。半木神社のあるこの地は、往古より賀茂氏により開墾され、養蚕製糸の業が盛んなことから錦部の里と称された。寛仁2年、朝廷より賀茂別雷神社の社領として、錦部郷という名を以って正式に認められた。その際、賀茂氏と養蚕製糸業を営んだ秦氏の人々により、阿波国から天太玉命を勧請した。
 また、半木神社は「流木神社」とも呼ばれ、西賀茂の浮田の森にあった流木神社の三座の内の一座が賀茂川の増水で流失してこの地に漂着したため、社殿を造って祀ったとも伝えられており、「流木」が転じて「半木」となったという説もある。
 京都の織物発祥の地にある神社として、また農事林業らを総括する植物園の守り神として崇敬され、神社周辺の森は「半木の森」と呼ばれ、古代山城盆地の植生を残す貴重な自然林として保存されている。
 植物園は木や花が実を結ぶということから、合格祈願や恋愛成就の願いがかなうとの信仰が厚く、賀茂別雷神社では努力が実を結ぶ「実守」という御守を授与している。
 堀川通に面して、水火天満宮の控えめな境内が広がる。西から入り、本殿は南面する。
 梅の紋が入った水盤舎。
 拝殿とその奥に本殿。
 出世石。
 菅原道真が降臨したといわれる登天石。迷子が無事に帰れるように。
 金龍水。眼病に効く。
 一番上に鎮座する丸石は玉子石と呼ばれ、妊娠五ヶ月目に祈ると安産すると言われている。
 境内南東の六玉稲荷大明神。人材確保、就職祈願。
 境内東側にある秋葉大神。
 境内東側にある祭神不明の末社。
 境内東側にある祭神不明の末社。
 境内東側にある祭神不明の末社。重軽石か。
勝手にリンク なし
参考文献 なし
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