20061106
三宅八幡神社
住所 京都市左京区上高野三宅町
祭神 応神天皇
摂社

末社
なし
神徳 疳の虫封じ
由緒  推古15年、小野妹子が遣隋使として筑紫を過ぎるとき、病に罹ったので、宇佐八幡神に祈願したところ、直ちに平癒したので帰朝後に八幡神を勧請したのを始まりとする。元禄15年、『山州名跡志』に「蓮華寺、門前東に在り、小祠南向」とあり、元は伊多太神社に祀られていたが、天保2年、『京町絵図細見大成』には現在の地に「三宅ハチマン」が描かれており、移建はこの間にされたことになる。
 俗に「虫八幡」といい、子どもの疳の虫除けの神として崇敬を集めている。初め、田の虫除けの神であったが、のちに子どもの虫除け信仰に移っていったという。9月15日の例祭では子供連れの参詣者で賑わい、社前の絵馬堂には子どもの病平癒を祈願した絵馬が数多く掲げられている。
 三宅八幡の駅から長い参道を歩くと三宅八幡神社の広い境内に辿り着く。
 三宅八幡の神鳩。
 絵馬堂。
 舞殿。
 入り口から拝殿・本殿。
 大楠公之像
 市川団十郎の井桁。明治23年、劇聖九代目市川団十郎が寄付したもので、奉納の二文字と家紋である三升紋が、白川石に薬研彫で深く掘られている。
 広い回遊式の庭園。
 境内にある鳩餅屋さん。
勝手にリンク なし
参考文献 京都・山城寺院神社大事典 平凡社 1997
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