20070114
厳島神社
住所 京都市左京区静市市原町
祭神 市杵島姫命
摂社

末社
なし
神徳 鞍馬川の水に対する信仰
由緒  『山州名跡志』に永享2年の創祀とある。明治期以前は、粟穂弁財天・厳島弁財天と称され、野中村の産土神であった。創祀には霊験譚があり、「村の老人の夢の中にお告げがあった。美女が忽然と枕元に現れ、吾は河上に住む弁財天である。家は西方にあって心は東南に通う。鞍馬寺の毘沙門天との誓約があり、多門天の近隣に居を移し、王城を鎮護したい。ここは福地であり、吾ここに住める。吾を留めるならば福栄する。と言った。老人は目覚めて奇妙だと思い、暁に河に出てみると六寸の白蛇が粟の穂の上に座していた。村中で協議し、先に仮殿に移し、その後、社壇を造った」とある。
 京から鞍馬へと続く街道に面し、市原の町の只中に厳島神社の境内がある。
 水盤舎。
 拝所兼絵馬堂が付属した本殿覆屋。
 絵馬。
勝手にリンク なし
参考文献 京都・山城寺院神社大事典 平凡社 1997
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