20080517
今宮神社
住所 京都市右京区花園伊町
祭神 素戔嗚命
摂社

末社
松尾社
神徳 厄除け
由緒  長和4年の創祀。もともとは花園社、祇花園社とも称された。『百錬抄』によれば、疫病流行を鎮めるため、疫神の託宣により創建されたとされる。永承7年、再び疫病が流行し、御霊会が行われたと『続古事談』に記される。その後、神仏混交により法金剛院と御室仁和寺の鎮守社となる。
 本殿は一間社流造で、神社所蔵の棟札に、寛永21年年号と「大壇主征夷大将軍源家光」「大法主長吏入道一品大王覚深」の銘があり、仁和寺第21世覚深法親王が徳川家光の援助を仰いで仁和寺再興と共に造営されたと考えられ、貴重な遺構を残す。
 その後、神仏分離により、厄除神今宮大明神として、花園・安井一帯の産土神となっている。
 妙心寺の南方、双ヶ岡の山麓に今宮神社の境内がある。
 水盤舎。
 拝殿。
 本殿と拝所。
 末社の松尾社。
勝手にリンク 町家ギャラリー妙芸
参考文献 京都・山城寺院神社大事典 平凡社 1997
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