20070120
八神社
住所 京都市左京区銀閣寺町
祭神 高御産日神・神産日神・生産日神
足産日神・玉積産日神・大宮売神
御食津神・事代主神

相殿
 十禅師大明神
摂社

末社
樹下稲荷大明神:稲倉魂神
雨社:高龗神
神徳 万物繁栄
由緒  創祀は、喜永6年の浄土寺村全焼により古文書が焼失したために、明らかになっていないが、大同年間以前とも、延喜年間とも伝えられている。『諸社根元記』によれば、宮内省神祇官の八神殿に祀られていた神体を、延喜5年12月、山城国愛宕郡如意峰神祇斎場所に3132座の神体として奉安したとあり、その後、文明16年に吉田神楽岡に遷座したとある。
 浄土寺の鎮守社であったが、文明14年、足利義政が浄土寺境内に東山山荘を営み、その後、浄土寺が相国寺へ移された後も、浄土寺村の地主神として残された。
 古くは八所大明神、十禅師大明神と称され、相殿の十禅師大明神は樹下社と称し、豊斟淳尊を祀る。現在は元の場所へ戻った浄土寺や慈照寺の鎮守として、また、地域の産土神として崇敬されている。宮の前、馬場などの地吊が残り、八神社の旧社地が広大であったことがうかがわれる。
 疏水の水波が、客人たちに一朊の清涼を与える哲学の道。
 慈照寺の北、大文字への登山道の脇に八神社の境内が広がる。
 社務所。
 本殿へは石段を登る。
 水盤舎。
 拝殿。つっかえ棒付き。
 拝所。奥に本殿。
 本殿へ登る参道途中の樹下稲荷。
 本殿への石段脇にある雨社。
 雨社本殿。
勝手にリンク 神詣
参考文献 京都・山城寺院神社大事典 平凡社 1997
Home