20070617
改定 20081119
道祖神社
住所 京都市南区唐橋平垣町
祭神 猿田彦神
摂社

末社
なし
神徳 不明
由緒  天正元年の創祀。鎮守の宮として祀られ、社人は無く、唐橋村により管理されていた。御神体は石が二つと言い伝えられている。明治10年に「道祖神社」との名が見え、前後に松尾大社の末社となる。瓦葺であった社殿は、昭和50年に銅版葺に建て替えられた。玉垣と石灯籠は江戸後期のものと思われる。
 唐橋は松尾大社の氏子圏であり、本殿の提灯に「松尾皇大神宮」と墨書されている。松尾大社神幸祭の際、唐橋の大宮社が道祖神社から出発し、お旅所へと向かう。また、同じく松尾大社の末社である三宮社の境内社にも道祖神社が祀られ、祭神は猿田彦神となっている。
  道祖神とは「村境や峠にまつられる、禍・悪霊を防ぐ神。旅の安全をもつかさどる。婚姻や出産の神とされることもある。地蔵・猿田彦神と習合したものも多い。さえのかみ。手向けの神。道陸神。」「峠や辻・村境などの道端にあって悪霊や疫病などを防ぐ神。丸石・陰陽石・男女2体の石像などを神体とする。障の神。手向けの神。道陸神」と記述されている。
 猿田彦神とは「日本神話の神。瓊瓊杵尊の降臨に際し道案内をした怪異な容貌の神。のち、伊勢国五十鈴川のほとりに鎮座したという。日本書紀では衢の神とされ、中世には、庚申信仰や道祖神と結びついた。」と記されている。
                          情報:松尾大社大宮社青年会の田中様より
 御前通の東海道線ガード下を下がったところに道祖神社が高層住宅に囲まれるようにして鎮座する。
 北側から。境内や本殿は綺麗にされ、提灯や榊など住民に大切にされている。
勝手にリンク 松尾大社大宮社青年会
参考文献 なし
Home