20120716
飛鳥田神社
住所 京都市伏見区中島樋ノ上町
祭神 荷田竜頭之遠祖霊
摂社

末社
なし
神徳 不明
由緒  創祀は不明。『延喜式神名帳』によれば「山城国紀伊郡 飛鳥田神社 一名柿本社」とあり、飛鳥田神社は、柿ノ本町の飛鳥田神社、横大路や稲荷境内にある田中神社とともに、式内社の論考社とされている。
『式内社調査報告』によれば、「白雉4年、天皇貴布祢賀茂両神の神託によって横大路に宮を造り、別雷神を勧請し、翌5年4月廿日斎主・卜部倉見をして奉幣せしめられたのを以て当社の起源とする旨言い伝えているが、その確かな根拠はない」としている。
 祭神は「荷田竜頭之遠祖霊」である。東寺に伝わる「稲荷大明神縁起」では、弘法大師が稲荷山を竜頭太という水神から譲り受けて、稲荷社を建立したという伝承があり、竜頭太は伏見稲荷の神官である荷田氏の祖神とも言われている。
 社前の石灯籠には、「安須加多神社 天明甲辰九月 施主星野某」とあり、江戸時代から飛鳥田(アスカタ)神社が祀られていた所以となる。  
 赤池西南、マンションの駐車場の一角に飛鳥田神社の小祠がある。
 社叢はうっそうとし、外から社殿が見えない。
 本殿は南面する。
 二基の灯篭があり、「安須加多神社」の銘が入る。
勝手にリンク 戸原のトップページ
参考文献 なし
Home