20080419
安楽寺天満宮
住所 京都市上京区北町
祭神 菅原道真
摂社

末社
熊鷹稲荷社・金咲稲荷社
一之保天満宮・不動石
神徳 不明
由緒  延喜5年、菅原道真の従者が道真の死後に大宰府から帰京し、従者の出自であった右京一条二坊一保八町に道真御自作の木像を祀った。明治6年、北野天満宮内に遷座し、宝物や社殿を移した。その後、近年旧跡地に現在の安楽寺天満宮が再建された。
 北野天満宮の神域には、七つの「保」と呼ばれる地域があり、一之保から七之保まで七つの天満宮が鎮座していた。各保には、北野神人という神事に奉仕する人々が居住し、神饌を供えていた。安楽寺天満宮は「一之保」にあたり、境内には「一之保天満宮旧蹟」を示す石標がある。
 安楽寺天満宮という名称は、延喜3年、道真が大宰府で死去した際、「私の亡骸は牛の車に乗せて、人に引かせずに、牛が自分で行くところで止めよ。」と遺言し、その通り牛が止まったところを安楽寺として道真を葬ったことに由来する。延喜19年、醍醐天皇の勅命により、安楽寺境内に太宰府天満宮が造営され、廃仏毀釈により安楽寺は廃寺になり、現在では太宰府天満宮だけが残る。
 天神さんの通り道、路地を西に入ったところに安楽寺天満宮の横に長い境内がある。
 水盤。
 本殿、覆屋。
 左に金咲稲荷社・右に熊鷹稲荷社。
 不動石。
 一之保天満宮。天満宮旧跡の石碑が建つ。
勝手にリンク 京都を感じる日々
参考文献 なし
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